精神科にいくと話を聞いてもらえるか?
精神科のクリニックなどでは、カウンセリングができるイメージがあると思いますが、カウンセリングは精神科医ではなくカウンセラーが行います。
臨床心理士や公認心理師といった資格のある人がカウンセラーをやっていることが多いです。
日本ではカウンセリングって、精神疾患の人が受けるものというイメージがありますが
別にそんなことはありません。
精神疾患の中でも統合失調症はカウンセリングなどは不向きです。
カウンセリングは精神疾患の人のためのものではなく、病気かに関わらず誰でも受けることはできます。
そして精神科医とカウンセラーは別物です。
精神科医は基本的にカウンセリングしません。
そして長話ができる相手ではありません。
さらに、何でも話を聞いてくれる人ではありません。
嫁姑問題で精神科に来るような人もいるときいたことがあります。
このような人もちゃんと診察して相手にする医者もいます。こんなお医者さんは精神科がもっと気軽に行けるような場所になって欲しいと思っていたりしますね。
その理由の一つは、病気予防になるからです。
欧米などは気軽にカウンセリングを受けたりする文化があったりしますが、日本には無いですよね。
日本だとカウンセリングって、保険が効かないことがほとんどで、高額にもなるので気軽に通えるような仕組みになっていないです。
カウンセリング自体敷居が高いというか、カウンセリングを受けるなんて心が弱いからみたいな偏見があったりします。
日本では弱音をはかないで我慢して努力することが美徳のようにされていて、誰かに話したくても我慢してしまう人も多いと思います。
一人で悩みを抱え込んで本当に病気になっちゃうまえになんとかできる環境も大事ですよね。
実際、欧米ではメンタルの不調になった時、気軽にカウンセリングを受けて病気を予防するという考えがあるようです。
誰かに話を聞いてもらいたい時、カウンセラーに聞いてもらえる環境があるということです。
精神科医とカウンセラーは別物ですが、病気とまではいかない人の悩み事や困っていることを聞いてくれる医者も中にはいます。
カウンセリングを受けたいと思うとまではいかなくとも、誰かに話を聞いてほしい時、精神科に行くのも一つの手ですが、精神科医とカウンセラーは違うので、カウンセリング的なことに意識の高い医者も低い医者もいます。病気と関係ない話も聞いてくれる医者も聞いてくれない医者もいます。
何度もいいますが、精神科医とカウンセラーは別物です。
欧米のカウンセリングは保険が効いたりするそうです。
日本でも制度的にもカウンセリングに対する意識も変わって、誰でも気軽に受けれるようになってほしいですね。
本格的な病気になる前や軽症のうちに、お医者さんやカウンセラーに気軽に相談できると、病気の予防につながったり、治りやすかったりに繋がります。
精神科の敷居もカウンセリングの敷居も低くなったほうが良いこともあるのです。